最近の話。
今年に入って色んな仕事のお話が入ってくる。
それはそれはLIMにとってはとてもいいこと。
特に今は夏までの間、ヘアショーが立て続けに参加が決まっている。
8月までに5本。
多いねー!
そのうち一本はアシスタントのへアショーの監督、もう一本は私もスタイリストとして出演する。
自分が出演するステージは本当にココロが飛び出そうなくらい緊張するけど、
自分がLIMとして表現したいことを、経験をふまえ形にするのでただただ楽しくて仕方がない。
だけど、もうひとつの方がなかなか難しい。。。そう、監督という立場。
ここ2.3年、毎年アシスタントが作るヘアショーの監督をしてきたけれど、
毎度毎度、怒鳴りあげたりしている気がする。
ただ、しなければならないミッションは、
LIMの代表として、自分たちのMAXの力を使って
"見てくれている人たちをLIMの世界観に引き込み、感動を与える" こと。
自分を表現するのではなく、LIMを表現しなければならない。
カットもままならないアシスタントが、
入社して1、2年の子たちが
ヘアショーを作りあげるノウハウも経験がない状態で
LIMの世界観,考え方、理念、イメージ、熱意、、、
たくさんのことを頭の中で整理して、自分なりに理解して
作りあげていくことに挑戦する。
はじめは楽しさや勢いが先行するけど、
毎年同じくらいのところで苦しさがくる。
『ブレ』が生じてくる。
世界観を統一してLIMを表現することよりも
各個人の自分の好き嫌い、自分の中の善し悪しで判断しだしてしまうから。
それを軌道修正してあげるのが、自分の役目だと思ってる。
伝え方にすごく悩んだりしながら
たまに言葉使いは荒くなるけど、、、
君たちよりも少しだけ多い経験を生かして
自分たちでクリエイションすることの
楽しさや、喜びや、幸福感を伝えたいと思う。
時にはお互いに思いっきりぶつかればいい。
ぶつかってお互いがもう一度考え直せばいい。
そうしたら必ずそこに答えが出てくるはずだから。
本番まであと36日。
幕が閉じたとき、最高の気分になれることをイメージして。
mai.