2012/05/06

伝えたいこと、表現したいこと

最近の話。

今年に入って色んな仕事のお話が入ってくる。

それはそれはLIMにとってはとてもいいこと。

特に今は夏までの間、ヘアショーが立て続けに参加が決まっている。

8月までに5本。

多いねー!

そのうち一本はアシスタントのへアショーの監督、もう一本は私もスタイリストとして出演する。

自分が出演するステージは本当にココロが飛び出そうなくらい緊張するけど、

自分がLIMとして表現したいことを、経験をふまえ形にするのでただただ楽しくて仕方がない。


だけど、もうひとつの方がなかなか難しい。。。そう、監督という立場。




ここ2.3年、毎年アシスタントが作るヘアショーの監督をしてきたけれど、

毎度毎度、怒鳴りあげたりしている気がする。

ただ、しなければならないミッションは、

LIMの代表として、自分たちのMAXの力を使って

"見てくれている人たちをLIMの世界観に引き込み、感動を与える" こと。

自分を表現するのではなく、LIMを表現しなければならない。


カットもままならないアシスタントが、

入社して1、2年の子たちが

ヘアショーを作りあげるノウハウも経験がない状態で

LIMの世界観,考え方、理念、イメージ、熱意、、、

たくさんのことを頭の中で整理して、自分なりに理解して

作りあげていくことに挑戦する。


はじめは楽しさや勢いが先行するけど、

毎年同じくらいのところで苦しさがくる。


『ブレ』が生じてくる。


世界観を統一してLIMを表現することよりも

各個人の自分の好き嫌い、自分の中の善し悪しで判断しだしてしまうから。






それを軌道修正してあげるのが、自分の役目だと思ってる。


伝え方にすごく悩んだりしながら

たまに言葉使いは荒くなるけど、、、

君たちよりも少しだけ多い経験を生かして

自分たちでクリエイションすることの

楽しさや、喜びや、幸福感を伝えたいと思う。



時にはお互いに思いっきりぶつかればいい。

ぶつかってお互いがもう一度考え直せばいい。

そうしたら必ずそこに答えが出てくるはずだから。




本番まであと36日。

幕が閉じたとき、最高の気分になれることをイメージして。




mai.